カーブス(7085)を買いました。“健康寿命”を伸ばす会社と、2026年8月末だけの20周年優待
2026年8月2日
7月の終わりに、新しい株を2つ、家族に買ってもらいました。カーブスホールディングス(7085)と、エスリード(8877)です。
今日はそのうちのカーブスの話を書きます。というのも、この会社の権利日が今月末にやってくるうえ、今年はちょっと特別な年だったからです。
決め手は「健康寿命」でした
カーブスを選んだ理由は、はっきりしています。
これからの高齢化社会で、健康寿命を伸ばすという命題がある。この会社は、そこにぴったり当てはまると思ったからです。
以前健康は一番の節約。20年続けたヨガと、削らない食費の話という記事を書きました。私はヨガを20年ほど続けていて、食費もあまり削らないようにしています。体を動かすことと、ちゃんと食べること。それがいちばんの節約だと思っているからです。
その考え方をそのまま会社にしたような事業だな、と感じたんですね。
健康寿命って、どれくらい差があるんだろう
「健康寿命」という言葉はよく聞きますが、実際にどれくらいの差があるのか、私はちゃんと知りませんでした。調べてみて、少しおどろきました。
| 平均寿命 | 男性 81.05歳/女性 87.09歳 |
|---|---|
| 健康寿命 | 男性 72.57歳/女性 75.45歳 |
| その差 | 男性 8.49年/女性 11.63年 |
※厚生労働省の令和4年(2022年)値。令和6年12月に公表されたもので、これが最新です。健康寿命とは「日常生活に制限のない期間」のことです。
女性の場合、11年以上。人生の最後の10年ちょっとは、何かしら日常生活に制限がある期間、ということになります。
この差を縮めることが「健康寿命を伸ばす」ということなんですね。ちなみにこの差は、調査を始めてから今がいちばん短くなっているそうです。少しずつ良くはなっている。
私が思っていたことが、会社の資料にそのまま書いてありました
買ったあとで、カーブスの中期ビジョン2030年・2035年という資料を読んでみました。2025年10月に出されたものです。
その31ページに、こう書いてありました。
会社が向き合っている課題として、「平均寿命と健康寿命の差」がそのまま挙げられていました。ほかにも高齢化率、老後の不安の1位が健康維持であること、増えていく医療費・介護費。そういうものが並んでいます。
私が「ぴったりだな」と思って買った理由が、会社が中期ビジョンの柱に据えていることと、ほぼ同じでした。これは、うれしい答え合わせでした。
市場そのものが、これから広がっていく
同じ資料の7ページには、「健康市場の拡大」としてこんな数字が並んでいます。
- 団塊の世代 約760万人が、2025年に全員75歳以上に
- 団塊ジュニア世代 約980万人が、2025年から続々と50代へ
- 50〜79歳の人口は約5,000万人
そして「介護予防、フレイル予防の市場が拡大」と書かれています。フレイルというのは、年齢とともに心や体が弱っていく、健康と要介護の間の状態のことだそうです。
お客さんになる年代の人が、これからどんどん増えていく。しかも、その人たちが必要とするものを提供している。事業としての追い風が、数字で見えるかたちになっていました。
数字で見るカーブス
会社の姿も見ておきます。
| 会員数 | 91.5万人 |
|---|---|
| 国内店舗数 | 2,001店舗 |
| 売上高(2025年8月期) | 375.6億円(前年比 +5.9%) |
| 営業利益(2025年8月期) | 63.4億円(前年比 +16.2%) |
| 月次平均退会率 | 2.07% |
※会員数は2025年10月末、店舗数は2025年11月時点(会社発表 2025年11月20日)。退会率は2025年8月期の月次平均(中期ビジョン資料より)。
会員は40〜70代の女性が中心です。
私が目をひかれたのは退会率の低さでした。月に2%ほどしかやめない。日本版顧客満足度指数(JCSI)の調査でも、11年連続で1位だそうです。
毎月きちんと会費が入ってきて、やめる人が少ない。家計でいえば、収入がぶれない仕事のようなものですよね。こういう会社は安心して持っていられます。
じつは私も、一度だけ体験したことがあります
数字の話ばかりになってしまいましたが、ひとつ思い出したことがあります。
じつは私、若いころに一度だけ、カーブスを体験したことがあるんです。
体験に行ってみたものの、通っている方の年齢層が高くて、「今の私は、まだ違うな」と思ったんですね。それきりになっていました。
でも今回調べてみて、おやと思ったんです。いちばん多い年代が、60代後半〜70代から50代・60代前半へと移ってきている。つまり会社のほうが、あのころより少しずつこちら側に近づいてきている、ということでもあります。
※主要顧客層の変化は、カーブスホールディングスの発表(2025年11月20日)より。
あのとき「まだ違う」と思った場所に、いつか自分が通う日が来るのかもしれない。そう考えると、この会社の株を持っていることが、なんだか自然なことのように感じます。
株主優待は、この8月末から拡充されました
ここからが優待の話です。実はカーブスの優待、2026年8月末を基準日として内容が拡充されました(2026年4月の発表)。持っている株数と、持っている期間の長さで金額が変わるしくみです。
| 100株以上/1年未満 | 1,000円相当 |
|---|---|
| 100株以上/1年以上 | 1,500円相当 |
| 100株以上/3年以上 | 2,000円相当 |
| 500株以上/1年未満 | 2,000円相当 |
| 500株以上/1年以上 | 3,000円相当 |
| 500株以上/3年以上 | 5,000円相当 |
※出典:カーブスホールディングス公式サイト「株主還元(株主優待・配当等)」。
もらえるのは、この3つから選ぶかたちです。
- QUOカード
- 電子マネー等
- カーブス定期便契約商品の割引(会員さん向け)
電子マネーが選べるのは、わが家にはありがたいところです。ヤマハ発動機やサンゲツの記事でも書きましたが、わが家は選べるときはWAON POINTに寄せて、毎月20日のウェル活で1.5倍にして使っています。何を選ぶかは、これからゆっくり考えます。
そして今年だけ、20周年の上乗せがあります
今年はカーブスのチェーンが創設20周年。それを記念して、2026年8月末だけ、すべての株主に一律1,000円分が上乗せされます。
わが家は100株を7月末に買ったので、保有期間は1年未満。つまり――
| 通常の優待(100株・1年未満) | 1,000円相当 |
|---|---|
| 20周年記念の上乗せ | +1,000円相当 |
| 合計 | 2,000円相当 |
買ったばかりでも、3年以上持っている人と同じ金額をいただけることになります。これは、たまたまですがいいタイミングでした。
※なお継続保有の年数は、2月末と8月末それぞれの時点で、続けて持っているかどうかで判定されます。
株価と配当も見ておきます
| 株価 | 960円 |
|---|---|
| 1株配当(会社予想) | 30.00円 |
| 配当利回り(会社予想) | 3.13% |
| PER(会社予想) | 18.23倍 |
| PBR(実績) | 3.69倍 |
※カーブスホールディングス(7085)/2026年7月31日時点のデータ(出典:Yahoo!ファイナンス)。株価や指標は日々変動します。保有は100株です。
100株で96,000円ほど。配当が年3,000円、優待が今年は2,000円相当ですから、合わせると5,000円ほどになります。
配当については、会社が連結配当性向50%を目標とすると中期ビジョンに書いています。テイ・エス テックの記事でも書いたとおり、配当性向はわが家がいちばん気にしているところなので、50%を目標に置いてくれているのは安心材料です。
正直に書いておくと、PBR3.69倍というのは、わが家が持っている株のなかでは高いほうです。それだけ「これから伸びる」と期待されている、ということでもあります。優待の額だけを見て飛びつく銘柄ではないな、というのが私の受け止めです。
なおカーブスは8月が決算の会社です。3月決算の会社が多いなかでは少し珍しくて、そのぶん権利日も8月末になります。
もう1社、エスリード(8877)も買いました
同じときに買ったエスリード(8877)も、100株です。
こちらの優待は3月末が権利で、100株以上で3,000円相当のフリーチョイスギフト。カタログから、季節の旬の食材や全国各地の特産品を1品えらべるそうです。
届くのは来年の春。ずいぶん先ですが、カタログをめくる時間は毎回たのしみなので、そのときにまた書きますね。
さいごに
優待そのものは、今年は2,000円分。金額でいえば、そんなに大きなものではありません。
それでも私がこの株を持ちたいと思ったのは、20年後の自分や、これから年を重ねていく世代のことを考えたときに、「この会社のやっていることは、きっと必要とされ続ける」と思えたからでした。
週に1回のヨガを20年続けてきて、体が軽い日の心地よさを知っています。それを、もっと年上の女性たちが30分ずつ積み重ねている。そういう場所が全国に2,000か所あるということが、なんだかいいなと思うんです。
家族に買ってもらった株ですが、これは長く持ちたいと思っています🌱
最後にひとつだけ。株主優待は、会社の判断で内容が変わったり、なくなったりすることがあります。今回のように拡充されることもあれば、その逆もあります。優待だけを目当てにするのではなく、事業や配当をきちんと見たうえで選びたいですね。
← トップページへ戻る