私立高校の学費、就学支援金でいくら減る?わが家は年45万円ほど軽くなります
2026年9月17日
前に子ども3人の教育費、実際いくら?という記事を書きました。
上の娘は私立の中高一貫に通っていて、そのまま内部進学で高校生になります。
学校からもらったパンフレットに金額が載っていたので、高校の3年間でいくら払うのか、実際に計算してみました。
そうしたら、高校のあいだは、思っていたより負担が軽くなることがわかりました。
わが家が払っている「学納費」の中身
うちの学校からの請求は、「学納費」という名前でひとまとめになっています。中身はこの3つです。
- 授業料 年45万円を少し超えるくらい
- 実験実習費と施設整備費 合わせて20万円ほど
- 学納費の合計 年70万円くらい
この金額は、中学も高校もほぼ同じです。高校になったから上がる、ということはありませんでした。
これとは別に、高校の入学金が10万円台。これは中3の2月に払います。
高校からは「就学支援金」が使えます
ここが今回のいちばん大きなところです。
私立の中学には、国の授業料支援がありません。だから中学のあいだは、この学納費をまるごと払っていました。
でも高校になると、高等学校等就学支援金という制度が使えます。
| 支給の上限(年額) | |
|---|---|
| 私立高校(全日制) | 457,200円(月38,100円) |
| 国公立高校 | 118,800円(月9,900円) |
そして、令和8年度(2026年4月)から所得制限がなくなりました。前は世帯年収およそ910万円未満の家庭だけが対象でしたが、いまはその線引きがありません。
ただし、対象になるのは「授業料」だけです
ここは間違えやすいところなので、はっきり書いておきます。
就学支援金が使えるのは授業料の部分だけです。うちでいえば、実験実習費と施設整備費、それに入学金は対象外になります。
教科書代や教材費については、「高校生等奨学給付金」という別の制度があります。ただしこちらは所得制限がありますので、どの家庭でも使えるわけではありません。
計算してみました。負担は3分の1ほどに
うちの授業料は、支援の上限である457,200円を少し超えています。こういう場合は上限いっぱいの457,200円が支援されます。
| 中学(いま) | 高校(来年から) | |
|---|---|---|
| 学納費 | 年70万円くらい | 年70万円くらい |
| 就学支援金 | なし | −457,200円 |
| 自己負担 | 年70万円くらい | 20万円台 |
1年で、457,200円も負担が減ります。この金額は全国どこでも同じです。
高校1年目は入学金が乗りますが、それでも35万円くらいです。
中学の1年分より、30万円以上も安いことになります。入学金を払う年なのに、です。
先輩ママの言っていたことは、本当でした
じつは前から、先輩ママに「高校のほうが支援があるから、負担は減るよ」と聞いていました。
そのときは「そうなんだ」と思うくらいで、本当かどうかはわかっていませんでした。
でも実際に計算してみたら、そのとおりでした。私立の中学がいちばん重くて、高校に上がると軽くなる。これが、わが家の場合の答えでした。
共働きだったら、対象になっていませんでした
もうひとつ、正直に書いておきたいことがあります。
所得制限が撤廃されたと聞いたとき、まっさきに思ったのは「共働きだったら、対象にならなかったな」ということでした。
実際、前の職場の同僚は、旧制度では対象外だったと聞いています。
いまは、その線引きがありません。一生懸命働いている家庭が外されるのは、やっぱりつらいことだと思うので、そこがなくなったのはよかったなと思っています。
制服や教科書のお金は、まだわかりません
入学のときには、制服や体操服、教科書、タブレットなどのお金もかかるはずです。
でも、そのあたりの案内はまだ来ていないので、いくらになるのかがわかりません。
金額がわかったら、また記録しておきたいと思います。
調べてみて、思ったこと
実際に数字を並べてみたら、いちばん重かったのは今(私立中学)だったとわかりました。いま乗り越えているところが、1つの山だったんですね。
でも、高校は、大学受験が本格化して、模試代や、受験費用等が掛かってくると思います。
県外の大学に行く確率が高いので、合格したら、大学入学にも多くの金額がかかるでしょう。
なので、油断はできません。
これから高校に上がるお子さんがいるご家庭は、一度学校のパンフレットで「授業料がいくらか」を確認してみるのがおすすめです。学納費のようにまとめて書かれている学校だと、支援の対象になる部分が見えにくいので。
お金の準備のほうについては、学資保険とジュニアNISAの記事に書いています。あわせて読んでいただけたらうれしいです🌱
出典:文部科学省「高等学校等就学支援金制度に関するQ&A」
